目元にシワがあるとグッと老けた印象に・・・
イラストレーターの人が顔を描いて、その後、その顔を老け顔にするときに、口元のほうれい線と目元のシワを書き加えるんだそうです。それだけ目元のシワというのは、老け顔に見えるという証拠。
そもそもどうして目元にはシワができやすいのでしょうか?
目元のシワができる原因は?
目の周りの皮膚は、まばたきなどで常に酷使されています。さらに、目のピント調整を行う時にも目元の筋肉が使用されます。また、アイメイクをしたときには目元を触りますし、メイクオフするときにもクレンジングでゴシゴシこすることが多いですね。
とくに花粉症がひどくなる季節には、目元がかゆいためにこすってしまうことも多くなりがち。できるだけ目元には触れないように気をつけていても、無意識に掻いていることがありますよね。
頬の皮膚に比べて約1/3程度と薄いので、、どうしても加齢や乾燥によってシワなどが起こりやすくなります。目元のシワ=年齢が高い=老けているというように連想できてしまうのです。逆にいえば、目元にシワがないだけで、とても若々しく見えるということですね。
では、あなたが悩んでいる目元のシワは、どのタイプでしょうか?
目元にできる小さいシワ「ちりめんじわ」
目元のシワというとどうしても加齢によるものというイメージがありますが、実は10代や20代でも目元にシワが出てくることがあります。この若い世代にできる目元の小さいシワは「ちりめんじわ」と呼ばれていて、決して珍しいことではないんです。
ちりめんじわの主な原因は乾燥と紫外線。もともと目元というのは、皮膚がとても薄くなっているためにシワにはなりやすい場所です。さらに、無意識のうちに目の周りをこすったりすることもあるので、知らない間に刺激を与えていることがあるんです。
ちりめんじわの特徴は、昼間はシワがあるのにお風呂上がりなどではシワが見られないという点です。つまり、乾燥している昼間にはシワが出てくるものの、お風呂に入り潤っている状態ではシワがないということですから、潤いを与えてあげればこのちりめんじわは解消するということになります。
深く刻まれた目元のシワ「カラスの足跡」
ちりめんじわはまだ深く刻まれていないので、保湿ケアをしっかりとしてあげれば解消が期待できます。しかし、さらに乾燥が進みシワが深くなると、カラスの足跡のように深くくっきりとしたシワになってしまうことがあります。
この様子がカラスの足跡のように見えるということから「カラスの足跡」と呼ばれるようになったのです。カラスの足跡になってしまった場合は、保湿をしただけでは容易にシワを解消することができません。
自宅でできる方法と言えば、保湿と目元のストレッチなどです。目元のストレッチと言っても目元をぐいぐいとマッサージするのではなく、眼輪筋と呼ばれている目の周りの筋肉をやさしくストレッチしていきます。この眼輪筋をストレッチすることで目の周りの筋肉を鍛えることができるので、カラスの足跡以外にも目の下のたるみ解消にも効果的です。
ストレッチや目元クリームなどを駆使して、少しでもカラスの足跡が薄くなるように努力しましょう。
目元のシワにアイクリームで目元ケア
目元のシワには保湿が重要となります。シートマスクや化粧水パックなどの乾燥対策だけでなく、できれば目元専用の保湿ケア商品であるアイクリームを上手に利用していきたいところです。
アイクリームを塗るときには、目元にクリームを置いてやさしく塗りましょう。まず目頭からこめかみに向かって優しく指を滑らせるように塗り、最後に両手の指で目元を覆って温めるようにするといいでしょう。強く塗り込んだり抑えたりしないように注意してくださいね。